新興国通貨と金融商品

新興国通貨を対象とした投資が多くの投資家に利用されていますが、実際にどのような投資の方法があり、どのような金融商品があるのかはまだまだ一部の投資家の間でしか知られていません。今回は新興国通貨を活用した投資金融商品についてご紹介します。

新興国通貨を活用した投資では、先進国の通貨と新興国通貨の間に生じている金利差を活用した商品が多くなっています。先進国の通貨はいずれの国も経済不況の影響を受けて金利が低迷しており、当然ながら先進国の通貨で運用される投資商品も同様に金利が低迷します。

しかし新興国通貨の場合は、経済が活発になっていて自国の金利も高くなっているか、上昇していることが多いのです。金利が高くなっている新興国通貨建ての債券は当然高金利で市場に出されているので、先進国の通貨を安い金利で借り、その資産で新興国通貨建ての債券を買い取り、高金利の利益を得る。この取引の繰り返しで十分に投資した元手は取れますし、利益も確実に得られるというのが新興国通貨を基準にした金融商品の特徴となっています。

平成25年10月現在、大手証券やネット専業証券では、トルコリラや南アフリカランド、オーストラリアドルやメキシコペソなどの新興国通貨建ての債券を中心とした金融商品を販売しています。トルコリラ建ての5年物債券であれば、金利がなんと7.079%となっています。それほど新興国の債券は高金利になっている状況です。しかし、儲かるとばかり考えるのではなく、金融商品がゆえのリスクを理解して購入しましょう。